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Xperia風のモバイルバッテリーが登場、ソニーから

 Xperia風デザインの“ポータブルワイヤレスサーバー”が登場、ソニーの「WG-C20」が発売された。厚さが約9mmとスリムで、ワイヤレスストレージやモバイルバッテリーとして使用できる。

 カラーはパープル、ブラック、ホワイトの3種類で、実売価格は9,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

Xperia風デザインのストレージアダプタ兼モバイルバッテリー

 WG-C20は、スマートフォンなどのAndroid端末や、PCなどと組み合わせて使用するモバイルバッテリー兼ストレージアダプタ。本体はサイズが70.9×143.4×8.9mmとスリムで、Xperiaなどのスマートフォンを彷彿させるデザインだ。本体は樹脂製。

 本体に接続したUSBメモリやUSB HDD、SDカードに、無線LAN経由で端末からアクセスできるほか、DLNAサーバーも搭載。液晶テレビなどのDLNA対応機器で、ストレージ内の動画や音楽などを再生することができる。「nasne」やBDレコーダーから録画番組を転送する「おでかけ転送」もサポートしている(SeeQVault対応SDカードが必要)。

 また、容量3,000mAhのバッテリーを搭載しており、スマートフォンなどへの充電も行なえる。「給電専用モード」も備え、無線LANやストレージ機能をオフにする一方で、最大1.5Aの高出力が可能となる(通常は500mA)。

 このほか、NFCも搭載しており、対応端末を本体にタッチすることで無線LAN接続と専用アプリの起動が自動的に行なわれる。

 本体側面には電源ボタン、USBホスト端子(標準A)、Micro USB端子、SDカードスロットが装備。無線LANはIEEE 802.11b/g/n準拠(2.4GHz)。内蔵バッテリーへの充電に必要な時間は約8時間、使用可能時間は約10時間(SDカード内のMP3ファイルを再生した場合)。重量は約135g。

 Android端末からのアクセスには、専用アプリ「File Manager」を使用する。Windows/Mac OS X環境からもアクセス可能で、またUSB接続のSDカードリーダーとしても使用できる。

 対応OSはAndroid 4.0.3以降、Windows 8/7/Vista/XP、Mac OS X 10.6以降。iOSについては「対応時期未定」とされている。

[撮影協力:パソコンハウス東映]

ソニー WG-C20