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Amazonの最新端末「Kindle Fire HDX」が店頭販売、実機デモも開始

8.9インチモデルの“軽さ”も体感可能

 Amazonの電子書籍向けタブレット「Kindle Fire」シリーズの最上位モデル「Kindle Fire HDX」が登場、7インチモデルと8.9インチモデルが店頭販売中だ。ソフマップ 秋葉原 本館では、両モデルの実機を展示、自由に触れるようになっている。

 ストレージ容量は各サイズ16GB、32GB、64GBの3種類がラインナップ(7インチ/64GBモデルはAmazon.co.jpのみの取り扱い)。実売価格は7インチが24,800円/29,800円、8.9インチが39,800~51,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

Kindle Fire OS 3.0を搭載、8.9インチ版は従来よりも約200gの軽量化

Kindle Fire HDX 8.9
Kindle Fire HDX 8.9
Kindle Fire HDX 8.9
Kindle Fire HDX 8.9
Kindle Fire HDX
Kindle Fire HDX
Kindle Fire HDX
Kindle Fire HDX

 Kindle Fire HDXは、Androidをベースとした最新OS「Kindle Fire OS 3.0(Mojito)」を搭載したタブレット端末。

 Mojitoでは、Amazonのデジタルコンテンツの統合や、Kindle Fireシリーズのパフォーマンスの向上が実現されているほか、Kindle Fireからプリントアウトを指示する機能や、企業や学校などのIT管理者が端末を管理できる機能などが搭載されている。

 ディスプレイには、最大輝度400nt以上という「HDXディスプレイ」が採用。sRGBカバー率100%で忠実に色味を再現するほか、周囲の明るさにあわせてピクセル単位でカラーを自動調整するダイナミックコントラスト、偏光フィルター、反射防止技術も搭載しているという。

 ディスプレイの解像度も向上。7インチモデルでは1,920×1,200ドット(323ppi)が、8.9インチモデルでは2,560×1,600ドット(339ppi)が実現されている。搭載CPUは、クアッドコアでクロック2.2GHzの「Snapdragon 800」、GPUは「Adreno 330」。メモリ容量は2GB。

 また、本体が大幅に軽量化されたのも特長。特に8.9インチモデルは重量が374gと、従来モデルのKindle Fire HD 8.9より約200g軽くなっており、実際に手に取ってみると、重さは7インチタブレット並みといった印象だ。

 本体サイズと重量は、7インチモデルが186×128×9mm/303g、8.9インチモデルが231×158×7.8mm/374g。最大バッテリー持続時間は、7インチモデルが11時間(書籍のみの場合17時間)、8.9インチモデルが12時間(同18時間)。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]

Amazon Kindle Fire