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GeForce GTX 780 TiにOC&独自クーラー品が初登場、コア1GHz超も
GIGABYTEとPalitから
(2013/12/7 21:09)
オリジナルデザインのクーラーを搭載したOCタイプのGTX 780 Tiカードが登場、GIGABYTEの「GV-N78TOC-3GD」とPalitの「GeForce GTX 780 Ti JETSTREAM(NE5X78TH10FB-1100J)」が発売された。
実売価格は順に84,800円、82,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
GTX 780 Ti初のOC&独自クーラー品
GeForce GTX 780 Tiを搭載したビデオカードについては、11月上旬のデビュー以来、リファレンス品、またはリファレンスデザインと見られる製品のみがこれまで販売されていたが、今回の2製品では、リファレンス品とは異なる3基のファンを用いたクーラーを採用。
GIGABYTE製品には、傾斜構造のヒートシンクなどにより450W対応の冷却性能を実現したという「WINDFORCE 3X」が、Palit製品には、冷却効率を20%向上させる銅製冷却ヘッドなどを用いたという「Jetstream」が、それぞれ搭載されている。
クロックがリファレンスより高く設定されているのも特長。コアクロックは、GIGABYTE製品がベース1,020MHz、ブースト時1,085MHz、Palit製品がベース980MHz、ブースト時1,046MHzとなっている。メモリデータレートは2製品とも7,000MHzで、搭載メモリはGDDR5 3GB。
カードの長さと厚さは、GIGABYTE製品が292mm/2スロット、Palit製品が280mm/2.5スロットとされている。外部電源端子は2製品とも8ピン2基。
なお、GIGABYTE製品の代理店であるCFD販売によれば、付属する電源ケーブルがカードの仕様と異なっているため(8ピンと6ピンが各1本同梱)、8ピンケーブルの追加発送に応じるとのこと。
ちなみに、デビュー時に発売されたPalitのリファレンス品「GeForce GTX 780 Ti(NE5X78T010FB-P2083F)」については、ドスパラが7万円割れで販売するなど、1万円程度値下がりしている。
[撮影協力:ドスパラパーツ館とBUY MORE秋葉原本店]