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mSATA対応のRAIDカードがProjectMから登場、基板上にSSDを2枚搭載

 2枚のmSATA SSDでRAIDを構築し、PCIe SSDとしても使えるRAIDカード「PM-MSATA22GT-R」がProjectMブランド(アユート)から発売された。実売価格は6,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

mSATA×2基 + SATA 6Gbps×2基を搭載、最大7基のドライブが認識可能

 PM-MSATA22GT-RはPCI Express 2.0 x4接続(x2モード動作)の6Gbps SATA RAIDカード。ストレージ用インターフェイスは内部SATA 4基で、このうち2基がmSATAスロットとして用意されているのが特徴だ。

 こうした基板デザインにより、mSATA SSDをPCIe SSDとして使用することが可能となっている。2枚のmSATA SSDを装着してRAIDを構成することもでき、RAID 0構成時のパフォーマンスに関しては、同社によるテストではシーケンシャルリード627MB/s、ライト524.4MB/sなどとされている(使用mSATA SSDは不明)。

 また、起動ドライブとして使用できる(UEFI非対応)ほか、ポートマルチプライヤーをサポートしており、mSATA SSDを含め最大7基のドライブが認識可能とされている。搭載コントローラはMarvell 88SE9230。

 カードサイズは135×121×19mm(ブラケット含む、LowProfile対応)。対応OSはWindows 8.1/8/7/Server 2012 R2。付属品はLowProfileブラケット、ドライバCD、簡易英語マニュアル。

 なお、パッケージには、インターフェイスカード製品向けの英語の汎用パッケージが用いられており、表面には「RAID AHCI 6Gbps 2x SATA + 2x mSATA Low Profile PCIe 2.0 Host Adapter」などと記されたラベルが貼付されている。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]

ProjectM PM-MSATA22GT-R