Mini-ITXのゲーミングマザーがMSIからも登場

　ゲームやOC向けのMini-ITXマザーがMSIからも登場、「Z87I GAMING AC」が発売された。

　ゲームやオーバークロックに向けた機能・パーツを多く搭載、IEEE 802.11acに対応した無線LANも用意されているのが特徴だ。

　実売価格は21,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　なお、同社ではちょうど17cmのゲーム向け小型ビデオカード「N760 2GD5/OC ITX」も発売済み。両者を組み合わせて利用することも想定されている。

高ポーリングレートのUSB、PS/2ポートやゲーム向けLANチップを搭載

　Z87I GAMING ACは、Intel Z87 Expressチップセットを搭載したMini-ITXフォームファクタのLGA1150マザーボードで、小型マザーながらゲームやオーバークロックに向けた機能・パーツを多く備えているのが特徴。

　ゲーム向けとしては、低レイテンシを謳うGigabit EthernetチップのKiller E2200、高ポーリングレート（500～1,000Hz）のPS/2・USBポート、600Ω対応ヘッドホンアンプやEMIシールドなどによりクリアなゲームサウンドを実現するという「Audio Boost」などが搭載。

　また、OC向けとしては、電流容量や電力効率を向上し、電力供給を安定させるという「Super Ferrite Choke」、93%の変換効率を実現するという「Hi-c CAP」などが搭載。搭載パーツに関しては、同社の品質基準である「Military Class 4」が謳われている。

　スロット数はPCIe 3.0 x16×1、Mini PCIe×1（無線LAN/Bluetoothモジュールで使用済み）、DDR3 DIMM×2（最大16GB）。

　主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort、HDMI、DVI、Gigabit Ethernet、無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n/ac）、Bluetooth 4.0、6Gbps SATA（5ポート）、6Gbps eSATA、USB 3.0（I/Oパネル部4ポート、ピンヘッダ2ポート）、7.1チャンネルサウンド。

[撮影協力:ツクモパソコン本店とドスパラパーツ館]