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ハイブリッドHDDをmSATAで作れるRAIDカードが発売、7千円
(2014/1/15 21:12)
mSATA SSD+HDDのハイブリッドドライブも構築できるPCI Express x4対応のRAIDカード「TTH LIMOUSINE(SD-PE4SA3mSAL)」がエアリアから発売された。2基のmSATAスロットと4基のSATAポートのうち、4つのコネクタを利用でき、RAID 0/1なども構築できる。
実売価格は6,980円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
Marvell製コントローラを搭載mSATA×2、SATA×4のうち4つを同時利用可能
TTH LIMOUSINEはPCI Express x4接続の6Gbps SATA対応RAIDカード。ストレージ用インターフェイスとして、基板上にmSATA×2、SATA×4が用意されており、2枚のmSATA SSDを装着してRAID 0を構築、高速PCIe SSDとして使用したりできる。
また、ハイブリッドドライブ機能の「HyperDuo」も搭載。SATA HDDをmSATA SSDなどと組み合わせることで、大容量を高速性を兼ね備えたドライブも構築できるという。
搭載コントローラはMarvell 88SE9230。対応RAIDレベルは0、1、10で、RAID 0時のパフォーマンスについては、Intel SSD 330 2基を使用した場合でシーケンシャルリード625.5MB/s、ライト611.7MB/sなどとされている。
なお、計6基のSATAインターフェイス(mSATA×2、SATA×4)のうち、同時に使用できるのは最大4基。使用するインターフェイスの組み合わせ(4パターンから選択)は、基板上のジャンパで行なう。
また、製品情報では「RAID構築によるWindowsの高速起動が可能」などとされているが、UEFIへの対応状況は不明。対応OSはWindows 8/7(32bit/64bit)。
付属品はLowProfileブラケット、アクセスLEDケーブル、ドライバCD、mSATA SSD固定用ネジなど。
[撮影協力:パソコンハウス東映]