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意外に便利?カメラ内蔵のマウスが登場、キングジム製

 PC作業中にすぐに撮影できるカメラ搭載USBマウスが登場、キングジムの「カメラ付マウス(CMS10)」が発売された。実売価格は3,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

本体底面にカメラを装備、QRコードのスキャンや動画の撮影も可能

 この製品は、解像度1,200dpiの光学センサーを搭載したUSB接続マウスで、本体底面にセンサーと並んでカメラが装備されているのが特徴。

 通常は「マウスモード」だが、底面のカバーをスライドするとカメラレンズが現れ「カメラモード」に。動作はWebカメラに近く、PCでカメラの画像を確認しつつ、マウス側面のシャッターボタンを押して撮影する。

 カバーをスライドするとPCで付属の専用ソフトが起動。撮影した画像はこのソフトに転送され、JPG形式などで保存できるほか、色・明るさの補正や拡大縮小、トリミングなどの加工も行なえる。

 カメラもPC接続時のみ機能するため、デジタルカメラのように持ち歩けないものの、デスクワークの最中に書類や小物などを撮影してPCに取り込む、といった用途には便利だ。

 また、QRコードのスキャンや動画の撮影も行なえる。ただし、音声を取り込むには別途マイクが必要。

 カメラの画素数は約200万で、撮影サイズは最大1,600×1,200ドット。保存形式はJPG、BMP、PNG、AVI、WMV、WMA、WAV。

 本体サイズ(約)は幅57×奥行き104×高さ37mm、重量は約87g。左右クリックボタン、ホイールボタンを備えるほか、マウスモードではシャッターボタンが「戻る」ボタンとして機能する。USBケーブル長は約1.2m。

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 本館]

キングジム CMS10