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NVIDIAの最上位モデル「GeForce GTX TITAN Black」が発売、約14万円
(2014/2/19 19:05)
NVIDIAの新たなハイエンドGPUが登場、「GeForce GTX TITAN Black」を搭載したビデオカードがASUSとGALAXY Microsystemsから発売された。
両モデルともリファレンスデザインを採用した製品で、実売価格は135,000~139,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
GTX 780 TiとGTX TITANの双方のメリットを併せ持つハイエンドGPU
GeForce GTX TITAN Blackは、NVIDIAが現時点でGeForceシリーズの最上位としているモデルで、KeplerアーキテクチャのGPUであるGTX 780 TiとGTX TITANの双方のメリットを併せ持つのが特徴。
GTX 780 Tiと同じく2,880基のCUDAコアを備えつつコアクロックをアップ、さらにGTX TITANと同様に大容量の6GB GDDR5メモリがサポートされている。
コアクロックはベース889MHz、ブースト時980MHz。メモリ関連のスペックは、インターフェイスが384bit GDDR5、データレートが7Gbps、最大バンド幅が336GB/s。また、GPUの性能指標値であるテクスチャフィルレートは1,991億/sとされており、これはGTX 780 Ti(2,100億/s)とGTX TITAN(1,875億/s)の中間に位置する。
リファレンスカードの電源などのスペックはGTX 780 Ti/TITANと同様。カード消費電力は250W、最小必要電力は600Wで、外部電源端子は8ピンと6ピンを各1基備える。映像端子はDisplayPort、HDMI、デュアルリンクDVI-D/DVI-Iが各1基(最大4画面サポート)。カードの長さは10.5インチ(約267mm)、厚さは2スロット分。
なお、GeForceシリーズについては、Keplerに次ぐ新アーキテクチャ「Maxwell」も発表済みで、ミドルレンジGPU「GeForce GTX 750 Ti」「GeForce GTX 750」を搭載した製品が発売されている。
[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店とパソコンショップ アーク]