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Thermaltakeが店頭イベント、国内初登場のケースや「Kaveri向け」のCPUクーラーを解説

各種ゲーミングデバイスも

 Thermaltakeの製品紹介イベント「Thermaltake&Tt eSPORTS徹底解説イベント」が22日(土)に開催された。場所はツクモeX.パソコン館店頭。

 イベントでは、国内代理店アスクのスタッフが登壇。CESで発表された国内未発売製品を中心に様々な製品が解説された。

 具体的には「ケース内の温度とケース外の温度を同じにすることを目指した」(Thermaltake)という新型ケースや「Kaveri向け」を重視したというCPUクーラー、そして「BMWデザイン」を含む各種ゲーミングデバイスなど。

 また、イベントの最後では国内未発売の“幻のPCケース”「Level 10 Limited Edition」がオークション形式で販売。

 開始価格は2,000円だったが、独特なデザインと限定生産のプレミア感からオークションが過熱、最後は13万円以上にもなる盛り上がりを見せていた。

 会場で解説された主な製品は以下の通りだ。

【PCケース】
「ケース内の温度とケース外の温度を同じにすることを目指した」という大型PCケース「Core V71」。前面/天面/底面ともに多数の通気口が空いており「決して静音ではないが、冷却性能には自信がある」(同社)とか。前面ドライブベイの脇に縦置きのドライブベイが用意されており、ここにHDDを装着することで、前側のドライブベイをすべて外すことができる。その場合は、前面/底面/天面合わせて3つの240mm級ラジエーターを搭載できるそう。3月発売予定。
冷却志向のmicroATXケース「Urban SD1」。このモデルも水冷ラジエーターが搭載できる。3月発売予定
「冷却と静音の両立を目指した」というATXケース「Urban T81」。側面パネルが観音開きになるのが特徴。これも3月発売予定
【冷却パーツなど】
「KaveriではOCメモリが重要になるので、背が高いOCメモリと干渉しないよう、特に薄型に設計した」(同社)というCPUクーラー。国内発売時期は未定。
振動を抑えることを重視したという冷却ファン。すでに発売中
「安価に発売する予定」(同社)という、80 PLUS Goldの750W電源。発売時期は未定
マグネット着脱式のファンフィルター。電源などのオプションとして発売予定
【ゲーミングデバイス】
BMWのデザイン部門とコラボしたゲーミングマウス「Level 10 M」のワイヤレス版。無線は干渉が少ない5.8GHz帯で、解像度は8,200dpi。3~4月に発売予定
天面にハニカム構造の通気口を用意、「手汗を感じにくい」というVENTUS。光学センサーは5,700dpi。3~4月に発売予定
シンプルなゲーミングマウス「Black Onyx」
「Thermaltakeが独自に認証したメカニカルキースイッチを採用した」(同社)というゲーミングキーボード「Poseidon X Illuminaged」。Cherry青軸に似た「Blue Switch」モデルが発売されるそう
「Poseidon X Illuminaged」のテンキーレス版「Poseidon Z」も用意されている
ゲーミングヘッドセットの新モデル「Verto」

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]