ニュース

最大3GHz動作のCore i7搭載、“ZOTAC版NUC”の最上位モデルが発売

超小型筐体、RAID構築も可能

 “ZOTAC版NUC”こと「ZBOX nano」シリーズの最上位モデルが登場、Core i7-4500U搭載モデル「ZBOX nano ID69」が発売された。実売価格は84,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

Core i7-4500U搭載、2枚のmSATA SSDでRAID0/1構成も可能

 ZBOX nano ID69は、VESAマウントにも対応する超小型筐体を採用したPC自作キット。本体サイズは幅127×奥行き127×高さ45mm。

 Haswell搭載版として先週初登場したCore i3-4010U搭載モデル「ZBOX nano ID67」の上位モデルで、CPUはCore i7-4500Uが搭載されている。ZBOX nanoシリーズとしては、現時点でこのZBOX nano ID69が最上位モデルとなる。

 ちなみに、Core i7-4500UのGPUは、Core i3-4010Uと同じHD Graphics 4400だが、Core i7-4500Uでは自動オーバークロック機能のTurbo Boostがサポートされており、最大でクロック3GHzで動作する(通常クロックは1.8GHz)。最大TDPは両者同じで15W。

 ストレージは2.5インチHDD/SSDが1基内蔵可能(6Gbps SATA接続)。また、最大2枚のmSATA SSDを2.5インチドライブとして搭載できる独自のアダプタ「ZOTAC nanoRAID」が付属しており、2枚のmSATA SSDをチップセット機能によりRAID 0/1構成にすることも可能だ。

 メモリスロットはDDR3L SO-DIMM×1(最大8GB、1.35Vのみ対応)。主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11ac/n/g/b)、Bluetooth 4.0、6Gbps SATA、eSATA、USB 3.0(背面×4)、USB 2.0(前面×2)、IRレシーバー、メモリカードリーダー。

 付属品は無線LANアンテナ、VESAマウンタ、ACアダプタ、電源コード、ZOTAC nanoRAIDなど。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]

ZOTAC ZBOX nano ID69