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Intelのデスクトップ向けCPUが一新、「Haswell Refresh」が登場

CoreシリーズやPentium、Celeron、Xeonなど合計30モデル以上が発売

 Haswellのラインナップが大幅に増加、クロックが上昇した“Haswell Refresh”こと新たなCoreシリーズ、Xeon、Pentium、CeleronといったCPUが多数発売された。在庫販売を確認したのは合計30モデル以上(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

Haswellのクロックアップモデル、基本スペックは従来どおり

 Haswell Refreshは、新たな型番(プロセッサー・ナンバー)で用意されたHaswellアーキテクチャのCPU。LGA1150に対応する点や、キャッシュ容量などの基本スペックは従来どおりで、クロックがアップされたのが特徴だ。

 今回発売されたCoreシリーズで最上位となるCore i7-4790と、従来のCore i7-4770のクロックを比較すると、通常3.4GHz→3.6GHz、ターボ時3.9GHz→4GHzとアップしている。

 一方、4コア/8スレッド、キャッシュ容量8MB、TDP 84W、メモリインターフェイスがデュアルチャンネルDDR3-1600、内蔵GPUがHD Graphics 4600といったスペックはCore i7-4770と同じだ。

 なお、従来のHaswellではクロック倍率が変更可能な「K」モデルもラインナップされていたが、Haswell Refreshの「K」モデルは現時点で入荷したショップはない。

 TDP 35W/45W/65W省電力モデルについては、従来と同様に「T」や「S」付きモデルが多数登場、TDP 35WのCore i7-4785Tをはじめとして、Core i7シリーズはT付きが2モデル、S付きが1モデル、Core i5シリーズはT付きが3モデル、S付きが2モデル、Core i3シリーズはT付きが2モデル、CeleronはT付きが1モデル発売されている。

 このほか、サーバー・ワークステーション向けであるXeon E3-1200v3ファミリもラインナップ。ターボ時クロックが4GHzを超えるXeon E3-1286v3(4コア/8スレッド、3.7GHz/4.1GHz、キャッシュ8MB、TDP 84W、GPU搭載)や、基本仕様はXeon E3-1286v3とほぼ同じで、GPU機能が無いXeon E3-1281v3、TDP 25Wで4コア/8スレッドのXeon 1240Lv3(通常2GHz/ターボ時3GHz)などが用意されている。

Core i7シリーズ
Core i5シリーズ
Core i3シリーズ
Pentiumシリーズ
Celeronシリーズ
Xeon E3シリーズ

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店パソコンショップ アーク]

Intel Coreシリーズ