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マニア向けのPhanteks製大型PCケースにホワイトモデルが追加

12cmファン最大16基、ラジエーター5基が搭載可能

(5/16 20:55更新)販売を確認

Enthoo Primo

 大型フィンを用いたハイエンドのCPUクーラー製品で知られるPhanteksの大型PCケース「Enthoo Primo」にホワイトモデル「PH-ES813P_WT」が発売された。

 ツクモeX.パソコン館の店頭表示価格(税抜き)は34,500円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。電源は非搭載。

 なお、同店では実機の展示が行われている。

12cmファン×最大16基、ラジエーター5基、電源2基などが搭載可能

前面扉を開けた状態
側面の様子
サイドパネルは窓付き
コネクタ類
上部の様子
背面の様子

 Enthoo Primoは、「マニアによるマニアのためのPCケース」として話題になったPhanteksのフルタワーケースで、昨年11月にブラックモデルが発売されている。

 ホワイトモデルの基本仕様はブラックモデルと同じで、本体サイズは幅250×高さ650×奥行き600mmというフルタワーサイズ。電源×2基をはじめ、冷却ファンやラジエーター、各種ドライブが大量に搭載できる点が特徴だ。

 搭載可能なラジエーターの台数は、120mmフォームファクタの場合で5基(前面、上面、側面、背面、底面)、140mmフォームファクタの場合で3基(上面、背面、底面)とされている。

 ケースファンも大量に搭載が可能。120mmファンを用いた場合は、前面×2、上面×4、側面×2、背面×2、底面×4、HDD部×2の計16基が搭載できる。標準搭載のケースファンは140mmサイズで、前面×2、上面×1、背面×1、底面×1が搭載済み。最大で10基搭載できる。

 対応ビデオカードサイズもオーバースペックと言えるもので、リザーバーブラケット非搭載時で350mmまで、HDDケージを取り外した場合で515mmまで対応するという。ちなみに、最新のGeForce GTX 780 TiやRadeon R9 290Xを搭載したビデオカードの長さは270~280mm前後。

 搭載可能なドライブ機器の最大数は5インチ×5、3.5インチHDD×6、2.5インチHDD×12。拡張スロットは8基備える。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]