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実売9,980円のAndroidスマホがイオシスから発売

バッテリー容量が売り、ただし技適マーク無し

(5/24 21:27更新)販売状況の話を追記。

 実売1万円未満のイオシスブランドのSIMロックフリー3.5インチスマートフォン「IODESU」が発売された。店頭価格は税込9,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 「テザリングで6時間以上使える」(同社)というバッテリー持続時間も売りで、同社では「端末が小型なのでルーターとしての使用にも適している」「海外旅行など、電源の確保が難しい場合に便利」としている。ただし「対応SIMの保証は一切ない」「技適マークはない」などとされている。

 このような条件の製品だが、イオシス アキバ中央通店は24日(土)にTwitter上で「2日間で合計58台販売した」とツイートしている。

ローエンドだがバッテリー容量が多いAndroidスマホ、デュアルSIM対応

 IODESUは、デュアルコアプロセッサのMT6572W 1GHzや3.5インチディスプレイ(320×480ドット)、Android 4.2を搭載したスマートフォン。メモリ容量は512MB、ストレージ容量は4GB。

 対応通信規格はW-CDMA(850/2,100MHz)とGSM(850/900/1,800/1,900MHz)で、無線LAN機能を併用したテザリングにも対応。標準サイズのSIMカードスロットを2基備えており、同社によれば「3G対応SIMを2枚挿し、どちらのSIMを使うかをソフトで切り替えられる」という。

 なお、「3G+3Gの組み合わせでは同時待ち受けはできないが、3G+GSMやGSM+GSMでは可能」という。

 ただし、各キャリアのSIMカードへの対応状態などに関しては「保証は一切ない」とされている。ただ、「保証はしないが、SMSサービス付きMVNOでの動作を確認した」とのこと。

 また、売りとされているのがバッテリーの持続時間。バッテリー容量は2,200mAhで、「低電力CPUと低解像度ディスプレイを用いているため、バッテリーの持ち時間は長い」「テストではテザリングで通信させた状態で6時間以上使えた」などとしている。

 本体サイズは115.9×60.5×13.5mm。主な搭載機能・インターフェイスは無線LAN、Bluetooth、Micro USB、microSDカードスロット(最大32GB)、GPS/A-GPS、メインカメラ(200万画素)、フロントカメラ(30万画素)。

 付属品は電池パック、USBケーブル、マイク付イヤホンなど。

[撮影協力:イオシス アキバ中央通店]

イオシス IODESU