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Mini-DTX風の小型Socket AM1マザーが発売、税込4千円

フォームファクタはmicroATX

 “Mini-ITX以上・Mini-DTX未満”の小型Socket AM1マザーが登場、BIOSTARの「AM1MH」が発売された。基板サイズは19.1×17cmとされている。店頭価格は税込3,980円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

基板サイズは19.1×17cm、フォームファクタはmicroATX

 AM1MHは、TDP 25WまでのAMD A6/A4/E2/E1シリーズAPUが搭載できるSocket AM1マザーボード。

 一見Mini-ITXマザーのようだが、拡張カードスロットが2基あり、基板はMini-ITXより大きい。PCケースの選択には注意が必要だが、小型のPCケースで2枚の拡張カードを使いたい場合に有用なマザーだ。搭載スロットはPCIe x16(x4モードで動作)とPCIe x1。

 なお、Webサイトの製品情報では、フォームファクタはmicroATXで、基板サイズは19.1×17cmとされている。これは、Mini-ITX(170×170mm)とMini-DTX(203×170mm)の中間にあたる。

 メモリスロットはDDR3/DDR3L DIMM×2(最大16GB)。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、VGA、Gigabit Ethernet、6Gbps SATA(2ポート)、USB 3.0(I/Oパネル部2ポート)、USB 2.0(I/Oパネル部・ピンヘッダ各2ポート)、PS/2(2ポート)、5.1チャンネルサウンド。

 ちなみに、過去には同サイズのASRock製LGA1155マザー「H61M-VG3」が発売されている。この製品では「2スロットビデオカード対応の大型Mini-ITXケースであれば格納できる」(国内代理のマスタードシード)とされていた。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]

BIOSTAR AM1MH