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低負荷時にファンが止まるRadeon R9 280が発売

（2014/6/20 12:05）

（6/21 19:06更新）販売が一時停止。

　低負荷時にファンが停止するというOCタイプのRadeon R9 280ビデオカード「STRIX-R9280-OC-3GD5」がASUSから発売された。店頭価格は税込39,000円前後（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　なお、販売していたパソコンショップアークでは、「正式発売前の製品だった」ということで、21日（土）に販売を一時停止している。

　STRIX-R9280-OC-3GD5は、静粛性を重視するゲーマー向けとして同社が新たに立ち上げたブランド「Strix」シリーズに属する製品。

　GPUの負荷が低い時に、冷却ファンの回転を停止する「0dB Fan Technology」を採用するのが最大の特徴で、これにより高い静粛性を実現する。具体的には、GPU温度が65℃以下の時にファンが止まるという。

　このほか、高効率・高信頼性などを謳う電源回路「DIGI+ VRM with 10-phase Super Alloy Power」や、10mmヒートパイプなどにより熱輸送能力を高めたという冷却システム「DirectCU II」なども採用されている。

　搭載メモリはGDDR5 3GB。クロックはコア980MHz、メモリ1,300MHz（データレート5,200MHz）。映像端子はDisplayPort×1、HDMI×1、DVI×2。カードサイズは284.5×144.8×38.1mm。

　なお、この他のStrixシリーズの製品としては、同じく0dB Fan Technologyを採用するGeForce GTX 780ビデオカード「STRIX-GTX780-OC-6GD5」や、周囲の騒音を90%以上カットするというヘッドセット「Strix Pro」が発表されている。