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Win8.1も導入可能?Bay Trail/3G対応のAndroid端末が発売

解像度2,048×1,536ドットでiPad風、実売2.9万円

 「Windowsが導入できるかもしれない」というBay Trail-T搭載の高解像Androidタブレットが登場、中国Teclastの「X98 3G」が東映無線ラジオデパート店で販売中だ。店頭価格は税込28,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

「Windowsが導入できるかもしれない」Androidタブレット、ただし、詳細は不明

 X98 3Gは、解像度が2,048×1,536ドットの9.7インチIPSディスプレイや、4コアプロセッサのBay Trail-T(最大クロック1.83GHz)、Android 4.2を搭載したiPad風デザインのタブレット端末。搭載メモリはDDR3L 2GB、ストレージはeMMC 32GB。同店によれば、搭載プロセッサは4コア/4スレッドのAtom Z3735Dという。

 パフォーマンスの高さも特徴。「AnTuTu Benchmark」の結果は「29376」で、LGのフルHDスマートフォン「G2」に次ぐ順位となっている。グラフ表示ではG2との差はやや開いているが、X98 3Gのほうが高解像であることを考えると上位に匹敵するパフォーマンスを持っていると言えそう。

 また、同店によれば「Windowsが導入できるかもしれない」とのこと。TeclastのWebサイトにはX98 3Gのレビュー記事が掲載されており、その中には「TeclastがWindows 8.1ファームウェアを準備している」との記述もある(記事は5月時点のものとされている)。また、ネット上には、Windows 8.1を導入したX98 3Gのものとされるデモ動画も見られる。

 ただし、同店は「詳細は不明で、動作は保証しない。問い合わせも受けない」としている。

 本体サイズ(約)は239.5×180.5×8.2mm、重量は602g。主な搭載機能・インターフェイスは無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0、microSDカードスロット、リア/フロントカメラ、microUSB、GPS、重力センサー。

 SIMカードは標準タイプに対応。対応通信規格はW-CDMAとされている。対応周波数は不明(上記のスペックは同店によるものも含む)。

[撮影協力:東映無線ラジオデパート店]

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