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4-Way GPU対応のワークステーション向けZ97マザーが発売

トラブル対策/OC/ゲーム向け機能も装備、ASUS製

(7/12 20:10更新)販売を確認。

 グラフィックスワークステーション向けを謳うASUSのZ97マザー「Z97-WS」が発売された。4-Way CrossFireX/SLIをサポートするほか、トラブル対策/OC/ゲーム向け機能も備えている。店頭価格は税込み45,400円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

4-Way CrossFireX/SLIをサポートするワークステーション向けZ97マザー

 Z97-WSは、Intel Z97チップセットを搭載したATXフォームファクタのLGA1150マザーボード。

 PLXのPCIe Gen3スイッチチップ「PEX 8747」を搭載することで、4基のPCIe 3.0 x16スロットによる4-Way CrossFireX/SLIをサポートしており、同社は「機械/建築設計、インテリアデザイン、ビデオグラフィックなど、プロユースのグラフィックス環境が構築できる」とアピールしている。

 また、多くの独自機能も装備。電源の異常が検出できる「Dr. Power」や、USBメモリにイベントログが記録できる「Q-Code Logger」といったトラブル対策ツールのほか、専用チップ「TPU」によるオーバークロック機能、LAN/サウンド設定も行なうゲーム向けチューニングツール「Turbo App」などが搭載されている。

 スロット数はPCIe x16×4、PCIe x4×1、PCIe x1×2、DIMM×4(最大32GB)。主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort、Mini DisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet、Thunderbolt、SATA Express、M.2、6Gbps SATA、6Gbps eSATA、IEEE 1394、USB 3.0、8チャンネルサウンド。

 ただし、Thunderboltはピンヘッダで用意されており、使用するにはオプションの拡張カード「ThunderboltEX II」が必要とされている。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]

ASUS Z97-WS