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回路図も公開、オペアンプの交換が可能なUSB DACが玄人志向から

上級者の改造向け

 オペアンプが交換できる玄人志向のUSB DAC「KURO-DAC」が発売された。Webサイトでは「上級者の改造向け」という回路図が公開されている。

 パソコンショップ アークでは、デモ機がカバーを外した状態で展示されており、来店者が手にとって内部を見たりできる。店頭価格(税抜き)は9,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

標準ではTIのオペアンプ「NE5532」が1個搭載済み

 KURO-DACは、ヘッドホンアンプとしても使えるUSB 2.0対応サウンドアダプタ。本体背面にデジタル入力用のUSB端子(標準B)のほか、アナログ入力を備えており、前面のスイッチで入力ソースを切り替えられる。

 なお、背面には、アナログ入力用のRCA端子と6.3mmジャックが用意されているが、使用できるのはどちらか1つ(同時使用不可)。

 オペアンプが交換できるのも特徴。基板上に8ピンICソケットが2基用意されており、ユーザーがオペアンプを増設したり、他のオペアンプに差し替えたりできる。標準ではTIのオペアンプ「NE5532」が1個搭載済みで、この他に増設用のNE5532が1個付属する。

 また、Webサイトでは回路図が公開中で、「上級者がこの製品をベースに改造する際などに使える」(玄人志向)という。ただし、改造は保証の範囲外としている。

 本体サイズは104×138×34mm、重量は約280g。付属品はACアダプタ、USBケーブル、六角レンチ(本体のカバーを開ける際に使用)、増設用オペアンプなど。

 ちなみに、パッケージには「アヒル」マークがプリントされているが、玄人志向曰く「DACにDuck(アヒル)をかけたもの」で、考案したのは「謎のサングラス男」とのこと。

[撮影協力:ドスパラパーツ館パソコンショップ アーク]

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