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年間最大550TBのアクセスに耐える12Gbps SAS-HDDが販売中

3.5インチモデルは店頭初登場、Seagate製

 12Gbps SAS対応の3.5インチHDDが初登場、SeagateのニアラインHDD「Enterprise Capacity 3.5 HDD」の容量2TBモデル「ST2000NM0034」がオリオスペックで販売中だ。店頭価格は税込25,920円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 12Gbps SAS対応製品は、昨年夏以降にRAIDカードを中心に多数が発売されているが、ドライブについては、店頭販売を確認したのは2.5インチSSDのみで、3.5インチHDDは初めて。

年間最大550TBのアクセスに耐える高い信頼性が特徴のHDD

 Enterprise Capacity 3.5 HDDは、オンラインとオフラインの中間を担うニアラインストレージ向けのHDD。休みなく24時間稼動するシステムに対応し、年間最大550TBのアクセスに耐える高い信頼性を持つという。今回登場した2TBモデルのほか、最大容量の6TBモデルも用意されている。

 ST2000NM0034の主なスペックは、ディスク回転速度7,200rpm、キャッシュ容量128MB、最大連続転送速度226MB/s、消費電力がアイドル時平均4.84W、ランダムリード時8.93W、本体サイズが高さ26.1×幅101.85×奥行き147mm、重量605g。信頼性に関しては、MTBF(平均故障間隔)が140万時間、AFR(年間故障率)が0.63%とされている。

[撮影協力:オリオスペック]

Seagate ST2000NM0034