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ノートPCだけど最大4画面表示、
さらにM.2 SSD×4台構成のハイエンドゲーミングPCが登場

GPUはGeForce GTX 980Mで重量3.78kg、MSI製

 新たなモバイル向け上位GPU「GeForce GTX 980M」を搭載したMSI製ノートPC「GT72 2QE Dominator Pro」が登場、パソコンショップ アークで販売が始まった。

 標準構成のラインナップは、RAID SSD 512GB+HDD 1TB搭載モデル「GT72 2QE-411JP」と、SSD 128GB+HDD 1TB搭載モデル「GT72 2QE-412JP」の2種類で、価格は前者が税込341,064円、後者が税込293,544円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。BTO対応で、メモリなどが変更できる。

 また、店頭にはデモ機を設置、実際にゲームを試遊することもできる。

 このほか、GTX 980Mの下位の「GeForce GTX 970M」を搭載したモデル「GS70 2QE Stealth Pro」も販売中。

NVIDIAのノート向けGPU「GeForce GTX 980M」を搭載

 GTX 980Mは、NVIDIAが今週発表したモバイル向け上位GPUの新モデル。Maxwellアーキテクチャを採用し、モバイル向けながらデスクトップPC向けGPUであるGeForce GTX 980の約80%の性能を実現したという。

 ゲーミングノートで役立つ省電力機能「Battery Boost」が搭載。ゲームで30fps以上のパフォーマンスを発揮しつつ、バッテリーでの動作時間を2倍に伸ばすという。また、自動オーバークロック機能「GPU Boost 2.0」も搭載されており、ベースGPUクロックは1,038MHzだが、それ以上でも動作するとされている。

 GT72 2QE Dominator Proは、そのGTX 980Mや、4コア/8スレッドCPUのCore i7-4710HQ(通常2.5GHz、ターボ時最大3.5GHz)、17.3インチディスプレイ(1,920×1,080ドット)を搭載したノートPC。ビデオメモリはGDDR5 8GBで、映像表示は本体LCD+外部3画面の計4画面出力に対応している(下位のGS70シリーズは外部3画面)。

 上位モデルのGT72 2QE-411JPでは、4基のM.2 SSDでRAID 0を構成する「Super Raid3」を採用し、超高速ストレージを実現したという。同店はパフォーマンスについて「OS起動時やアプリのリード時など、あらゆる場面で驚異的な速度が体感できる」とアピールしている。

 また、ゲーム向けにCtrl・Altキーを大型化するなど、カスタマイズされたSteelSeries製キーボードや、Qualcomm製ゲーム向けコントローラのKiller E2200(有線LAN)、Killer N1525(無線LAN)も搭載されている。

 本体サイズは幅428×奥行き294×高さ48mm。重量は約3.78kg(バッテリーを含む)。主な搭載機能・インターフェイスはGigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11ac)、Bluetooth 4.0、Webカメラ、BDドライブ、Webカメラ。OSはWindows 8.1 Update 64bit。230W ACアダプタなどが付属する。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]

MSI GT72 2QE Dominator Pro