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ポインタの「減速スイッチ」を搭載したトラックボールが発売

有線式と無線式の2モデル

 正確なポイントが可能という「減速スイッチ」を備えたエレコム製トラックボール「EX-Gシリーズ」が発売された。無線モデル「M-XT1DRBK」と有線モデル「M-XT1URBK」の2種類があり、店頭価格は前者が税込4,980~5,380円前後、後者が税込3,980~4,300円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 ツクモeX.パソコン館ではサンプル展示を行っている。

ゲーミンググレードのセンサーを採用したトラックボール、薬指の位置には「減速スイッチ」を装備

 EX-Gシリーズは、最大分解能1,500カウントの光学センサーを採用したトラックボール。ゲーミンググレードのセンサーを採用することで、「抜群のポインタ追従性を実現した」(同社)という。

 右手の親指が当たる位置にボールが装備されており、付近には「戻る」「進む」ボタンが、その右隣にはチルトホイールがある。ホイールの手前には「ポインタ速度変更スイッチ」があり、分解能を1,500カウント/700カウントに切り替えられる。

 また、薬指の位置には「減速スイッチ」があり、スイッチを押しながらボールを操作すると、マウスカーソルなどがゆっくりと移動する。これにより、正確かつスムーズなポイントが可能という。

 本体は、手のひらの僅かな凹凸も考慮してデザインしたとのこと。同社は使用感について「手のひらの形状がそのまま映し出されたかのような『のせ心地』を実現した」とアピールしている。

 本体サイズは幅94.7×奥行き124.4mm×高さ47.9mm。重量は無線モデルが約128g(電池を除く)、有線モデルが約154g(USBケーブルを含む)。対応OSはWindows 8.1/RT 8.1/7/Vista、Mac OS X 10.9。

 無線モデルは電源に単3形電池1本を使用。本体底面のスイッチで「ローエナジーモード」(電池寿命重視)と「ハイスピードモード」(トラッキング速度重視)に設定できる。連続動作時間は、前者が約125時間、後者が約76時間。付属品はUSBレシーバ、単3形アルカリ乾電池など。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]