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最大1TBメモリ増設に対応したLGA2011-v3マザーがASUSから登場
合計36コア/72スレッド環境が構築可能、不揮発性DIMMにも対応
(2014/10/17 11:55)
最大1TBのメモリが搭載可能なデュアルLGA2011-v3マザーがASUSからも登場、「Z10PE-D16」が発売された。店頭価格は税込69,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
合計36コア/72スレッド環境が構築できるワークステーション向けマザーボード
Z10PE-D16は、Intel C612チップセットを搭載したEEBフォームファクタのサーバー・ワークステーション向けマザーボード。
LGA2011-v3タイプのCPUソケットを2基備えており、Xeon E5-2600 v3ファミリの最上位である18コア/36スレッドのE5-2699v3を2つ搭載すれば、合計36コア/72スレッド環境が構築できる。
また、16基のDDR4メモリスロットも装備。2つのCPUを搭載し、かつ全てのスロットに64GBのLRDIMM(Load-Reduced DIMM)を装着することで、合計1,024GBのメモリが使用可能となる。不揮発性メモリであるNVDIMM(Non-Volatile DIMM)にも対応するという。
ただし、現在公開されている対応メモリのリストには64GB LRDIMMはなく、8GB RDIMMのみが掲載されている。対応メーカーはMicronとSK hynixの2つ。
拡張カードスロットはPCIe x16×3、PCIe x8×2(1基はx4モードで動作)。主な搭載機能・インターフェイスはVGA(ASPEED AST2400、ビデオメモリ32MB)、Gigabit Ethernet(Intel I350-AM2、2ポート)、管理用LANポート、6Gbps SATA、M.2、USB 3.0。
このほか、メモリスロット8基(最大512GB)のATXモデル「Z10PA-D8」も発売されている。店頭価格は税込56,800円。対応メモリ容量はZ10PE-D16より少ないものの、一般的なATXフォームファクタなのがメリットで、同社も「最もコンパクトなデュアルLGA2011-v3サーバーボード」とアピールしている。
[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]