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背面に5インチベイを備えたmicroATXケースがPhanteksから登場

前面はコネクタ類が無いシンプルなデザイン

 スイングドア式のサイドパネルや背面5インチベイを備えたPhanteksのアルミ製microATXタワーケース「Enthoo EVOLV」が登場、国内代理店のアイティーシーから発売された。

 カラーはブラック(PH-ES314E_BK)とホワイト(PH-ES314E_WT)の2色で、店頭価格はブラックが税込24,700円前後、ホワイトが税込26,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館オリオスペックでは展示を行っている。

コンパクトで拡張性が高いmicroATXケース、背面に5インチベイを装備

 Enthoo EVOLVは、microATX/Mini-ITXマザーボードに対応したタワー型PCケース。本体サイズが幅230×高さ450×奥行き400mmと比較的コンパクトながら、前面に大型の200mmファンを搭載するほか、280mmサイズの水冷ラジエーターも内蔵できるなど高い収納力を持つ。シャドウベイも3.5インチ/2.5インチ合計で8基と豊富だ。

 前面パネルはスイッチなどがないシンプルなデザイン。USB 3.0(2基)やサウンドなどのフロントインターフェイスは右側面にある。

 なお、光学ドライブ用の5インチベイは、背面の上部に装備されている。ドライブベイ数は5インチ×1、3.5インチ/2.5インチシャドウ×3、2.5インチシャドウ×5。5インチベイにトレイ式の光学ドライブを搭載した場合は、トレイオープン時のスペースも必要になるため、設置場所を工夫する必要がありそうだ。

 このほか、工具を使わずに開閉できるスイングドア式のサイドパネルも特徴。Phanteksによれば、外側のパネルは全てツールフリーで取り外しが可能という。

 前面下部にはLEDランプが内蔵されており、ユーザーがLEDを交換することでカラーバリエーションが楽しめるとのこと。アイティーシーは「ブルー、レッド、グリーンの3種類から選べる」としている。

[撮影協力:オリオスペックツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]

Phanteks Enthoo EVOLV