ハイエンド最小クラス、長さ17cmのGeForce GTX 970が発売

　長さ17cmのショート基板を採用したGeForce GTX 970搭載ビデオカード「GV-N970IXOC-4GD」が、GIGABYTEから発売された。当初は、先週末の発売予定だったが、1週間ほど遅れての発売となっている。店頭価格は税込46,400円前後（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　なお、12日（水）から販売していたZOA 秋葉原本店は「発売日を間違えた」として販売を一時停止しており、14日（金）から再開予定。一方、ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館は、13日（木）から販売を開始している。多くのショップは「14日（金）から販売する」とのこと。

　基板サイズにあわせて製品パッケージも小型化、ハイエンドビデオカードしては珍しく、非常にコンパクトなサイズになっている。

映像出力端子は合計6基搭載、4K映像の4画面同時出力にも対応

　GV-N970IXOC-4GDは、動作クロック1,076MHz（ブースト時1,216MHz）のGeForce GTX 970を搭載したビデオカード。ハイエンドクラスのGPUを搭載していながら基板の長さが17cmと短い点が最大の特徴で、Mini-ITXマザーボードと組み合わせれば、小型でハイスペックなゲーミングPC環境を構築することができそうだ。さらに映像出力端子は合計6基搭載。4K映像の4画面同時出力にも対応するという。

　搭載メモリはGDDR5 4GBでメモリクロックは7,010MHz。隣接スロット占有仕様で、映像出力はDisplayPort×3、HDMI×1、DVI-D×1、DVI-I×1。冷却ファンは10cmタイプ×1で、補助電源端子は8ピン×1を搭載。本体サイズは43×170×120mm。

[撮影協力:ZOA 秋葉原本店とツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館]