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ゲーム配信/録画エンコーダ搭載のX99マザーが発売、MSI製

OC機能も充実、SteamOSにも対応

 AVerMedia製ハードウェアエンコーダやワイヤレス版Killer LANなどを搭載したMSIのゲーム向けX99マザー最上位「X99S GAMING 9 ACK」が発売された。店頭価格は税込58,100円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

別途キャプチャアダプタを用意しなくても、プレイ中の映像をフルHD/60Mbpsで録画・配信する事が可能

 X99S GAMING 9 ACKは、Intel X99チップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのLGA2011-v3マザーボード。

 マザーボード上には、AVerMedia製エンコーダ「Streaming Engine」が搭載されており、別途キャプチャアダプタを用意しなくても、プレイ中の映像をフルHD(1080p)/60Mbpsで録画・配信できるというのが特徴。圧縮方式はH.264で、動画配信ソフト「XSplit Gamecaster」の2年間の使用権も付属する。

 無線LANでもKiller LANが使用できる「Double Shot Pro」も搭載。有線のGigabit Ethernetだけでなく、無線LANでもオンラインゲームが低遅延・高レスポンスでプレイできるという。

 また、有線LANと無線LANが同時に使用可能な「Smart Teaming」もサポートされている。ゲームには有線LAN、動画の配信には無線LANと、アプリケーション毎に使用するネットワークを割り当てることも可能としている。

 このほか、柔軟なベースクロック設定が可能というオーバークロック機能「OC Engine」や、高音質を謳うサウンド機能「Audio Boost 2」、最大32Gbps対応のM.2スロット「Turbo M.2」なども搭載。Valveのゲーム向けOS「SteamOS」もサポートするとしている。

 スロット数はPCIe x16×5、DDR4 DIMM×4(最大128GB)。主な搭載機能・インターフェイスはGigabit Ethernet、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac、最大対応866Mbps)、Bluetooth 4.1、6Gbps SATA、SATA Express、M.2、USB 3.0、7.1チャンネルサウンド(Sound Blaster Cinema 2)。

[撮影協力:ドスパラパーツ館ツクモパソコン本店]

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