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「カニの後ろ足」の形状を応用したケースファンが発売

風量と静粛性が向上、アイネックス製

 「カニの後ろ足の形状を応用した」というユニークな120mmファンがアイネックスから登場、回転数800rpmモデル「CS-120-800」と1,200rpmモデル「CS-120-1200」が発売された。店頭価格は両モデルとも税込1,380円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

フライング・クラブの後ろ足の形状をファンのブレードに応用

 この製品は、カニの中でも移動速度が高いフライング・クラブ(飛蟹)を参考に製作したというファン。特殊な後ろ足の形状をファンのブレード(羽根)に応用したもので、ブレードの先端部がうねっているのが特徴的だ。

 同社によれば、このデザインにより風量と静粛性が向上したとのこと。同じファン回転数の製品と比較して、風量が15%増加、ノイズレベルが5%減少したという。最大風量とノイズレベルは、800rpmモデルが42.9CFM、10dB、1,200rpmモデルが68.4CFM、20.46dB。

 本体には振動を抑えるというシリコン製カバーが標準装備。カバーが使えない環境向けとして、防振タイプのゴム製ブッシュが付属している。本体サイズは120×120×25mm(カバー込みで122×122×27.5mm)。

[撮影協力:ツクモパソコン本店パソコンハウス東映BUY MORE秋葉原本店]

アイネックス CS-120-1200