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防音室内で静音PCを体験できるイベントが明日まで実施中

「フル水冷」のBTO PCも

 ヤマハの防音室をイベント会場に設置、「静音PCの静音ぶりを実際に体験できる」というイベントがアキバナビスペースで実施中だ。

 これはBTOパソコンを販売する@Sycom(サイコム)が同社製PCのアピールとして行っているもの。開催日は11月29日(土)と30日(日)の2日間。30日の開催時間は12時~17時まで。

ヤマハの防音室で静音PCを体験可能

 まず、イベントの目玉である静音PCの体験コーナーは、会場内にヤマハ製防音室「AVITECS」を設置、その中で同社製のPCを体験できるというもの。

 防音ブースは「おおむね40dB低減できる」(ヤマハ)という「Dr-40」タイプで、騒がしいイベント会場内にありながら内部は30dB程度。「まったく無音」というわけではないが、ショップ店頭などでは確認しにくい、動作音の感覚を確認するには良さそうだ。なお、内部には音の大きさを表示できる騒音計も設置されていた。

フル水冷のBTO PCも

参考展示されていたフル水冷のBTO PC

 このほか大きくアピールされていたのは「当社のこだわりの結集のひとつ」(サイコム)というフル水冷のPC。同社では、独自の水冷ビデオカードを搭載したPCなども以前から販売しているが、このフル水冷PCはその取り組みを推し進め、本格的な水冷パーツを組み合わせて作ったものという。今のところ「あくまでも参考展示」で、発売時期なども未定だが、継続的に発売を検討していくという。

 このほか、会場では発表されたばかりのFractal Design製PCケース「Define R5」を使ったBTO PCや、「性能に加えて外見にもこだわった」というゲーミングPCも展示している。

Define R5を採用したBTO PC。ビデオカードはGeForce GTX 980を水冷化したもの。Define R5をそのまま使うだけでなく、独自のフィルターなども同梱するとのこと。
展示されていたゲーミングPC
展示されていた静音PC。「NOCTUAのファンを使っているのもウリ」という
ビデオカードやマザーボードが当たる抽選会も実施。抽選券は秋葉原駅周辺や会場周辺で配布している