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総額150万円超え、合計36コア/72スレッドのXeon搭載ハイエンドPCが店頭デモ

性能はモンスター級、18コアのXeon E5 2699 v3を2基搭載

 合計36コア/72スレッドというモンスター級PCの店頭デモをオリオスペックが実施。LGA2011 v3対応で18コアの「Xeon E5-2699 v3」を2基搭載したモデルで、29日(土)限定で公開された。

 デモされたのは同店が後日販売予定のショップブランドPCの試作機で、36コア/72スレッド対応の構成で販売した場合、価格は150万円を超る程度になるという。

150万円オーバーのモンスターPC、CHINEBENCHのスコアは圧倒的

 店頭デモ機の構成は、CPUに18コア/36スレッドの「Xeon E5 2699 v3」×2基を搭載、マザーボードはASUSの「Z10PE-D8 WS」。メモリはECC Registered対応のDDR4-2133メモリ64GB(8GB×8枚)で、ビデオカードはQuadro K620を搭載。ケースはCooler MasterのCOSMOS IIで、電源は同メーカーのV1200 Platinumを採用。

 スレッド数の多さがスコアに直結しやすいCHINEBENCHの値は圧巻で、12コア/24スレッドのXeonのスコアなども寄せ付けないものになっている。

 後日発売予定のショップブランドPCは、ケースやマザーボードなどは今回のデモ機とかわりないが、他のパーツに関しては現在検討中としており、販売時には採用パーツが変更される場合もあるという。なお、CPUやメモリ容量などのグレードを落とした最小構成時は60万円前後で販売する予定としている。

[撮影協力:オリオスペック]