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近未来風な強化ガラスキーボードのサンプルが入荷、タッチ式で物理キー無し

厚さはわずか5mm

 強化ガラスを用いた厚さ約5mmの透明キーボードがドスパラパーツ館に入荷した。製品名は、付属のマニュアルでは「transparent keyboard(B2)」、Webサイトでは「Ultra Slim Touch Keyboard」とされている。メーカーはBastronブランド(中国Rivers Technology)。

 販売時期は未定。同店によれば、上海問屋ブランドから発売する予定で、価格は2万円台の見込みという。また、製品の展示コーナーは常設されていないが、「スタッフに声をかけてもらえれば、電源OFFの状態で触ることは可能」(同店)とのこと。

物理キーを持たないタッチセンサータイプのキーボード、ジェスチャー操作にも対応

 この製品は、テンキー部を省いたコンパクトかつスリムなUSB接続英語キーボード。本体サイズは34×16×0.52cm、重量は0.4kg。

 物理キーを持たないタッチセンサータイプで、表面の文字などの部分に触れると入力できる。タッチパッドとしても機能するほか、複数本の指でスワイプするなどのジェスチャー操作にも対応するという。

 何よりユニークなのはその外観。キーボード部分には透明な強化ガラスが用いられており、机の上に置くと、机の色や素材が透けて見える。ガラスは7H以上の硬度を持ち、指紋が付きにくい加工を施しているという。フレームはアルミ製。

 文字などがホワイトで刻印されているため、電源OFFの状態で白い机などに置くと見えなくなってしまうが、ブルーのバックライトが内蔵されているので、使用時はある程度の視認性は確保できそう。

 USBケーブルは着脱式で、本体奥の側面にMicro USB端子がある。対応OSはWindows、Android、iOSとされている。付属品はクリーニングクロスなど。

[撮影協力:ドスパラパーツ館]

Bastron Ultra Slim Touch Keyboard