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スマホをHMD化、段ボール製のVRゴーグル自作キットが販売中

Triadクラフト3Dグラス

 スマートフォンをHMD化する段ボール製の自作キットが2種類登場、Triad Craftworkの「Triadクラフト3Dグラス」と、ノーブランドの「Cardboard VR」が三月兎2号店で販売中だ。店頭価格は順に税込1,380円前後、税込2,100円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

スマホを3D対応ヘッドマウントディスプレイとして使えるようにする組み立て式キット

Triadクラフト3Dグラス
Triadクラフト3Dグラス
Triadクラフト3Dグラス
製品パッケージ
Cardboardアプリ
Cardboardアプリ

 これらは、Googleの「Cardboard」と同様に、スマートフォンを3D対応のヘッドマウントディスプレイとして使えるようにする組み立て式のキット。パッケージに入っている段ボール製のパーツやレンズなどで組み上げると、ゴーグルのような形状になる。

 本体前面には手持ちのスマートフォンを装着。内部は、左右の目で別々の映像が見られるように仕切られていて、頭部に装着してスマートフォンの画面を見ると、サイドバイサイド方式の3D動画やVR映像が立体視できる。

 Triadクラフト3Dグラスでは、GoogleのVRアプリ「Cardboard」の使用が推奨されているようで、パッケージにはアプリがダウンロードできるQRコードが記載されている。一方のCardboard VRにも、Baidu製アプリのダウンロード先などが記されている。

 また、Cardboard VRにはNFCタグが付属。この用途については、同店曰く「本体にスマートフォンを装着するとタッチ操作ができなくなるため、見たい動画のURLなどをNFCに登録して使用するものと思われる」とのこと。

 なお、Triadクラフト3Dグラスには、本体を頭部に固定するためのバンドが付属していないので、ユーザーが工夫する必要がある。

 対応スマートフォンについては、Craft 3D GlassがNexus 4/5、Galaxy S4/S5/Nexus、Moto Xなど、Cardboard VRが4.5インチサイズまでとされている。

[撮影協力:三月兎2号店]