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フルHD液晶で4K表示、Radeonの新ドライバ「Catalyst Omega」のデモが実施中

BUYMOREが実施

 フルHD液晶で4K表示が可能というRadeon用ドライバ「Catalyst Omega」のデモがBUY MORE秋葉原本店で実施中だ。デモ機には、フルHDのEIZO製ディスプレイ「FORIS FG2421」やRadeon R9 285カードが用いられている。

ゲーム時のパフォーマンスもアップしたRadeonの新ドライバ、Fluid Motion Videoのクオリティも向上

 Catalyst Omegaは、米AMDが現地時間の9日(火)付けで公開したRadeonシリーズ搭載製品のWindows用ディスプレイドライバ。リビジョンは14.12。

 最大の特徴は、解像度1,920×1,080ドットのディスプレイで、映像を4K画質で表示できるという機能が搭載された点だ。対応するのはRadeon R9 290/R9 285搭載製品。

 この機能では、ゲームでのレンダリングは4Kで行ない、出力時にアンチエイリアシング(Super Sampling Anti-Aliasing、SSAA)を用いることで、疑似的な4K表示が実現。通常のフルHD表示より、グラフィックのテクスチャやエッジが滑らかに表示されるという。

 ゲームだけでなくデスクトップ画面などでも使用可能。実際に同店のデモ機では、フルHDディスプレイを使っているにも関わらず、Windowsの「画面の解像度」で3,840×2,160ドットに設定できる。ちなみに、設定項目には2,560×1,440ドットなどの解像度も用意されている。

 このほかのCatalyst Omegaの機能としては、5K解像度のサポート(5,120×2,880ドット/60Hz)、Fluid Motion Videoのクオリティ向上などがある。

 また、前リビジョンの13.12との比較で、ゲーム時のパフォーマンスもアップしたといい、Radeon RシリーズGPUの場合で最大19%、APUの場合で最大29%、それぞれ向上したとしている。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]

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