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「左半分のキーしかない」ゲーム向け片手キーボードが販売中

 「キーボードの左半分」を製品化したようなユニークな中国Deluxのキーボード「T9」がJan-gle 秋葉原本店で販売中だ。店頭価格は税込10,580円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

独自レイアウト採用のゲーム向け片手キーボード

 この製品は、ゲーム向けを謳うUSB接続キーボード。テンキーレスのキーボードよりキー数が少ない、独自のレイアウトを採用しており、FPSゲームでよく使われるW/A/S/Dキーを中心にTab、Shift、Ctrlなどのキーが配置されている。

 文字キーについては、1段目のQ/W/E/Rから、A/S/D/F/G、Z/X/Cといった並びは普通のキーボードと同じだが、4段目のK/N/M/Bなどは独自のもの。Y/U/I、P、J、Lのキーはない。

 数字キーやファンクションキーも1~6番目しかない。配置されていないキーを入力するための機能も用意されていないようで、文章入力などに用いるのは困難だろう。

 一方、本体の幅が小さいため、マウスに近付けて設置でき、マウスの稼動域も広く確保できるといったメリットがある。キータッチなどの好みが合えば、ゲーム専用キーボードとして活用できそうだ。

 また、表面右下にある「Mode」キー(パッケージ写真では「方向切換」キー)を押すと、W/A/S/Dキーがカーソルキーとして機能する。本体の端にはEscボタンや、音量調節ボタンなどが装備。バックライト機能も備えている。

 本体サイズは224.73×170.79×35.67mm。キーの押下圧は55±7g。耐久性については1千万回以上の押下が可能としている。対応OSはWindows 8/7/Vista/XP/2000。

[撮影協力:Jan-gle 秋葉原本店]

Delux T9