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Seasonicの大容量電源が久々に登場、80PLUS PLATINUM 1,200Wなど計4モデル

 Seasonicの大容量ATX電源が久々に登場、80PLUS PLATINUMモデル「SS-XP3」と80PLUS GOLDモデル「SS-XM2」が発売された。同社の1,000W級電源の新製品を店頭で確認したのは、2012年3月の「SS-1050XM」(1,050W)以来で、2年半以上ぶり。

 容量は、SS-XP3が1,050W(SS-1050XP3)と1,200W(SS-1200XP3)の2種類、SS-XM2が1,050W(SS-1050XM2)と1,250W(SS-1250XM2)の2種類で、店頭価格は税込36,700~47,300円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)

冷却ファンやコンデンサに日本メーカー品を採用

SS-XP3
SS-XP3
SS-XP3
SS-XP3
SS-XM2
SS-XM2
SS-XM2
SS-XM2
SS-XP3の価格
SS-XM2の価格

 SS-XP3、SS-XM2ともに、冷却ファンやコンデンサに日本メーカー品が採用。温度と負荷状態に応じてファンを停止・低回転・可変回転の3つのモードに切り替える「ハイブリッド・サイレントファンコントロール」を備えており、SS-XP3の場合、負荷率が35%以上の時にファンが回転し、25%以下になった時に停止するという(SS-XM2の場合はファンの回転は30%以上、停止は20%以下)。

 負荷の変動による電圧の変化を抑え、安定した動作を実現するという「Tight Voltage Regulation」も搭載。なお、オウルテックによれば「内部に銅製の棒を入れて二次側12V出力を安定させた」という。このほか、全ケーブルにモジュラータイプ(着脱式)が採用されている点も特徴。

 本体サイズは幅150×奥行き190×高さ86mmで、山洋電気製の120mmファンが内蔵。複数枚のビデオカードを使用するSLI/CrossFireへの対応も謳われており、SS-1200XP3とSS-1250XM2には10基ものPCIe 8ピン電源コネクタ(6+2ピン)が装備されている。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店]