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SATAが10ポートもある拡張カードが発売、LowProfile対応

アユートと玄人志向から登場、同じ製品?

PM-PCIE10SATA3

 10基ものSATAポートが増設できるインターフェイスカードが登場、ProjectMブランド(アユート)の「PM-PCIE10SATA3」と玄人志向ブランドの「SATA3I10-PCIe」が発売された。店頭価格は前者が税込8,980円、後者が税込8,620円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 基板レイアウトや仕様を見る限り、製造元は同じと思われる。

JMicron製ポートマルチプライヤチップ「JMB575」を2個搭載、LowProfile対応

PM-PCIE10SATA3
PM-PCIE10SATA3
PM-PCIE10SATA3
PM-PCIE10SATA3
PM-PCIE10SATA3
PM-PCIE10SATA3
SATA3I10-PCIe
SATA3I10-PCIe

 これらは、PCに6Gbps SATAインターフェイスを増設できるPCIe Gen2 x2接続カードで、10基ものSATAポートを備えているのが特徴。JMicron製ポートマルチプライヤチップ「JMB575」を2個搭載することで、10ポートが実現されている。SATAコントローラチップはASMediaの「ASM1062」。

 ただし、アユートによるとポートマルチプライヤを用いているため、SATAポートにさらにポートマルチプライヤを接続して分割することはできないという。また、OSのブートは非対応。

 カードはLowProfile対応で、基板サイズは138×40×17mm(玄人志向)、ブラケットを除いた場合は140×55mm(アユート)。両モデルともLowProfileブラケットが付属する。

 アユートが発表している対応OSはWindows 8.1/8/7/Server 2012/Server 2010。なお、同社はサポートしないが、LinuxやMac OS X 10.xでの動作も確認したとのこと。

 製品保証は、アユートが1年、玄人志向が初期不良交換のみ。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店パソコンハウス東映ツクモパソコン本店]

アユート PM-PCIE10SATA3