ラッチ式側面パネルを採用した大型ケース「780T」が登場

　簡単に開閉可能なラッチ式サイドパネルを備えたCORSAIR製フルタワーケース「Graphite Series 780T」が発売された。カラーはブラック（CC-9011063-WW）とホワイトの（CC-9011059-WW）の2種類で、店頭価格はブラックが税込32,000円、ホワイトが税込34,100円前後（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。ドスパラパーツ館では、ホワイトのケース内に雪だるまなどを飾ってデコレーションしたPCを展示している。

　なお、販売は確認していないが、CORSAIRの海外サイトではイエロー（CC-9011064-WW）も発表されている。

簡単に開閉できるラッチ式のサイドパネルを採用したフルタワーケース

　これらは、本体サイズが637×288×602mmのスチール製タワー型PCケース。フルタワーとあって収納力が高く、大型のE-ATX・XL-ATXマザーボードや、2基の360mmサイズ水冷ラジエーター（フロントとトップに各1基）、長さ355mmのビデオカード、奥行き260mmのATX電源などが内蔵できる。

　また、簡単に開閉できるラッチ式のサイドパネルが装備。パネルの固定にネジなどを用いておらず、上部の取っ手を手前に引けば開けることができる。パネルには、ケースの内部が見渡せるウインドウが装着されている。

　また、大型ファンの標準装備により、高い冷却性能を謳う点も特徴。フロントに2基の140mm吸気ファン、リアに1基の140mm排気ファンを備えており、内蔵したPCパーツに多くの冷気が送れるという。上面の前側には、ファン回転数を3段階に調節できるファンコントローラが装備されている。

　対応マザータイプはMini-ITX、microATX、ATX、E-ATX、XL-ATX。ドライブベイ数は5インチ×2、3.5インチ/2.5インチシャドウ×6、2.5インチシャドウ×3。3.5インチ/2.5インチシャドウベイはモジュール式で、不要なベイを取り外して内部スペースを広げられるとしている。拡張カードスロットは9基。

[撮影協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館とドスパラパーツ館]