「エラーの許されない環境向け」のPCケースが近日登場、SilverStone製

　「過酷またはエラーの許されない環境を対象とした」（国内代理店のディラック）というSilverStoneのタワー型PCケース「SST-MM01B」が近日発売予定だ。オリオスペックでは、4月上旬入荷予定で予約を受け付けている。同店の予価は税込52,700円前後。

防塵/防滴対応をうたうタワー型PCケース、前面にHEPAフィルタを搭載

　SST-MM01Bは、防塵/防滴対応をうたうタワー型PCケース。フロントパネルと180mmサイズの冷却ファン×2基の間に、工場のクリーンルームや病院などで利用されているHEPAフィルタを搭載しており、従来のPCケースをはるかに上回る防塵性能を備えているという。ファンの風量は340CFM。また、防滴性能としては、密封されたトップパネルや、下方向へ傾斜した開口部を持つフロントパネルとリアパネルを搭載、上部から液体が流入することを防ぐという。

　主な仕様は、本体サイズが幅271×高さ542×597mm、ドライブベイが5インチ×2、3.5インチ内部×7（内1つはホットスワップ対応）、2.5インチ内部×4、拡張スロット数×8。対応マザーボードはSSI-EEB/SSI-CEB/Extended ATX/ATX/microATXで、拡張カードは長さ337mmまで、CPUクーラーは高さ183mmまで、電源は長さ285mm（推奨220mm）までのものに対応する。冷却ファンは前面に180mm×2基のほかに背面に120mm×1基が搭載可能。

[撮影協力:オリオスペック]