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GIGABYTEのBroadwell版BRIXにCore i5/i3搭載モデルが登場

クロックを下げて省電力性を高める「Configurable TDP-down」もサポート

(3/6 18:10更新)販売を確認。

 GIGABYTEの小型PC「BRIX」にBroadwell版Core i5/i3搭載モデルが登場、Core i5-5200Uを搭載した「GB-BXI5-5200」と、Core i3-5010Uを搭載した「GB-BXI3-5010」が発売された。店頭価格は前者が税込53,980円前後、後者が税込42,090円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

2月に発売されたBroadwell版Core i7搭載モデル「GB-BXi7-5500」の下位、NFC機能は無し

 これらは2月に発売されたBroadwell版Core i7搭載BRIX「GB-BXi7-5500」の下位にあたるモデル。CPU以外の基本仕様はGB-BXi7-5500と変わらないが、GB-BXi7-5500に標準搭載されていたNFC機能は省かれている。

 GB-BXI5-5200の搭載CPUは、2コア/4スレッドのCore i5-5200Uで、主な仕様は動作クロック2.2GHz、Turbo Boost時最大2.7GHz、TDP15W。クロックを下げて省電力性を高める「Configurable TDP-down」もサポートし、600MHz動作時は7.5Wとなる。内蔵GPUはIntel HD 5500。

 一方、GB-BXI3-5010の搭載CPUは、2月に発売されたIntel NUC「NUC5i3RYK」「NUC5i3RYH」「NUC5i3MYHE」と同じCore i3-5010U。2コア/4スレッドのCPUで、動作クロック2.1GHz(Turbo Boost非対応)、TDP15W。Configurable TDP-down対応で、600MHz時は10Wで動作する。内蔵GPUはIntel HD 5500。

 筐体のデザインや搭載しているインターフェイスはGB-BXi7-5500と同じで、本体サイズは33.9×107.6×114.4mm、搭載機能はMini DisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet、USB 3.0(2ポート)、IEEE 802.11 b/g/n/ac無線LAN、Bluetooth 4.0など。ストレージはmSATAのみ内蔵可能で、2.5インチベイは備えていない。メモリスロットはDDR3L SO-DIMM×2(最大16GB)。PCIe M.2スロットも備える(無線LAN/Bluetoothモジュールが装着済み)。電源は付属のACアダプタ(19V/3.42A)。電源ケーブルやVESAマウントブラケット(75×75mm/100×100mm対応)、ドライバ収録ディスクも付属する。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館BUY MORE秋葉原本店ツクモパソコン本店]