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“2TBメモリ増設”に対応したIntel純正マザーに10GbE搭載モデルが登場

12Gbps SASも搭載したデュアルXeonマザー

（2015/3/26 12:05）

　最大2TBのメモリが搭載可能なIntel製マザーの10 Gigabit Ethernet・12Gbps SAS搭載モデル「S2600CWTS」がツクモパソコン本店IIで販売中だ。店頭価格は107,800円前後（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　S2600CWTSは、Intel C610チップセットと2基のLGA2011-v3ソケットを搭載したSSI EEBマザーボード。Xeon E5-2699 v3を2基搭載することで36コア/72スレッド環境が構築でき、また16基のDDR4メモリスロットに最大2TBのメモリが搭載可能とされている。

　2月にも同様のマザー「S2600CW2」が登場しており、今回はその上位モデル。Intel X540コントローラによる10 Gigabit Ethernet（2ポート）と、LSI SAS 3008コントローラによる12Gbps SASが搭載されている。

　SASインターフェイスはMini-SAS HD×2で、最大8基の12Gbps SASポートが使用可能。また、RAID 0/1/1E/10をサポートするほか、オプションのアップグレードキー「AXXRPFKHY5」の追加により、RAID 5/50もサポートするとしている。

　対応メモリはDDR4-1600/1866/2133のECC RDIMM/LRDIMM。なお、2TBメモリを実現するには128GBモジュールが16枚必要だが、該当モジュールの販売は未確認。

　拡張カードスロット数はPCIe Gen3 x16×4（1基はx8動作）、PCIe Gen3 x8×1、PCIe Gen2 x8×1（x4動作）。上記以外の搭載機能はVGA（ビデオメモリはDDR3 16MB）、6Gbps SATA、M.2、USB 3.0/2.0など。