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QNAP製NASキットに初のDTCP-IP対応モデルが登場

国内テレビ番組のストリーミング・保存に対応

 QNAP製のNASキットとしては初のDTCP-IP対応モデルが登場。ファンレス仕様の「HS-210-D」とHDD×4台搭載可能な「TS-420-D」が発売された。

 価格は前者が税込45,000円前後、後者が税込68,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

国内テレビ番組のストリーミング・保存に対応したQNAP製のNASキット、DTCP-IPをサポート

 これらは、著作権保護機能のDTCP-IPに対応したNASキット。DTCP-IPは国外ではあまり使われていないこともあり、海外メーカー製のNASキットで対応しているモデルは珍しい。

 ファンレス仕様のHS-210-Dは、同社のHS-210をベースにDTCP-IP対応化したモデル。3.5/2.5インチストレージを2台搭載可能で、CPUはMarvell製1.6GHzプロセッサ、メモリは512MB。インターフェイスは1000Base-T LAN×1ポート、USB 3.0×2ポート、USB 2.0×2ポートなどを備える。スカパー!プレミアムサービスLinkへの対応もうたわれており、チューナと接続することで番組の録画なども可能。

 TS-420-Dは、同社のTS-420をベースにDTCP-IP対応化したモデルで、4台の3.5インチ/2.5インチストレージを搭載可能。CPUはMarvell製1.6GHzプロセッサ、メモリは512MB。インターフェイスは1000Base-T LAN×2ポート、USB 3.0×2ポート、USB 2.0×2ポート、eSATA×2ポートなどを備える。このモデルもスカパー!プレミアムサービスLinkへの対応がうたわれている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIオリオスペック]