8コア/16スレッドのBroadwell版Xeonを搭載したMini-ITXマザーが発売

　サーバー向けBroadwellの「Xeon D」ファミリや10GBASE-T LANを搭載したMini-ITXマザーボードが登場、Super Microから「X10SDV-TLN4F」が発売された。

　店頭価格は税込138,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

8コア/16スレッドのXeon D-1540を搭載、デュアル10 Gigabit Ethernetも

　これは、8コア/16スレッドのXeon D-1540を搭載したMini-ITXマザーボード。Xeon D-1540はXeonとしては初のSoC（system-on-a-chip）で、ベースクロックは2GHz(最高2.6GHz)、キャッシュ容量は12MB。また、10 Gigabit Ethernetや6Gbps SATA、USB 3.0などの機能が搭載されている。

　今回の製品では、10 Gigabit EthernetとGigabit Ethernetが各2基ずつ搭載。前者はSoC（Xeon D）により、後者はIntel I350-AM2によりコントロールされる。

　メモリスロットはDDR4 DIMM×4で、Registered DIMMは128GBまで、Unbuffered DIMMは64GBまで搭載可能。ECC対応メモリをサポートする。拡張カードスロットはPCIe 3.0 x16×1。PCIe 3.0 x4接続のM.2スロット1基も備える。

　上記以外の搭載機能は6Gbps SATA（6基）、USB 3.0（I/Oパネル部、2基）、USB 2.0（ピンヘッダ、4基）など。

　なお、10GBASE-T LANが省略され、冷却機構がファンレスになった下位モデル「X10SDV-F」は4月初旬に発売済み。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]