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280mmの大型ラジエーターを採用した水冷クーラー「H110i GT」が発売

Corsair製

 大型の280mmラジエーターを採用したCorsairの水冷CPUクーラー「H110i GT」が発売された。冷却ヘッドとラジエーターはあらかじめ接続されており、冷却液も封入済み。店頭価格は税込19,730~21,300円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

水冷システムの管理・制御などを行なう独自システム「Corsair Link」に対応

 H110i GTは、280mmサイズ(140mmファン2基装備)のラジエーターと、ポンプ内蔵の冷却ヘッドとを組み合わせた水冷タイプのCPUクーラー。

 冷却ヘッドとラジエーターとのチューブでの接続や、冷却液の封入があらかじめ行なわれているクローズドループ設計が採用。大型ラジエーターを用いたハイエンドモデルながら、短時間で導入できるとしている。ただし、ユーザーによる冷却液の補充や交換はできない。

 このほか、チューブは布巻きタイプで、また負荷がかかりやすいチューブの接続部には、コイルを巻き付けることで耐久性を高めているという。国内代理店のリンクスインターナショナルは「劣化に強く、水漏れや揮発の心配がない」としている。

 また、水冷システムの管理・制御などを行なう独自システム「Corsair Link」に対応している。

 対応CPUソケットはLGA1150/1155/1156/1366/2011/2011-v3、Socket AM2/AM3/FM1/FM2。本体サイズは、ラジエーターが27×140×322mm、冷却ヘッドが63×63×35mm。ラジエーターはアルミ製。冷却ヘッドのCPU接触部には銅素材が用いられている。

 付属品はCorsair Link用USBケーブル、バックプレート、冷却ヘッド用ブラケットなど。

 このほか、240mmラジエーターを採用した「H100i GTX」と、120mmラジエーターの「H80i GT」が同時に発売されている。店頭価格は順に税込17,100~18,500円前後、税込15,700~17,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]