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AMDの最新APU「Godavari」が登場、「A10-7870K」が発売

実売2万円以下、ドラゴンクエストX付き

(5/28 21:51更新)CPUクーラーの写真を追加。

 CPU・GPUクロックが向上したAMDの最新APU「Godavari」が登場、A10-7870Kが発売された。店頭価格は税込18,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 現在、AMDはA10-7000/6000シリーズ、A8-7000/6000シリーズなどの購入者に、ドラゴンクエストX(20日間無料プレイ権付き)をプレゼントするキャンペーンを実施しているが、販売してるツクモによると「今回のモデルもプレゼント対象になっている」とのこと。

A10-7850KからCPUとGPUのクロックが向上、付属のCPUクーラーはヒートパイプ付きに

新世代APU
A10-7870K
製品の特徴
店頭価格
Godavari
従来のパッケージ(右)との比較
付属のCPUクーラー
従来のCPUクーラー(右)との比較
店頭POP
対応マザー

 開発コード名「Godavari」こと新たなAMD A10シリーズは、Socket FM2+対応の4コア/4スレッドAPU。昨年1月に登場した「Kaveri」に続く新モデルで、GCN(Graphics Core Next)アーキテクチャの8コアGPUであるRadeon R7が搭載されている。

 「4CPUコア+8GPUコア」構成は従来のA10-7850Kなどと同様だが、GodavariではCPUとGPUのクロックが向上。CPUクロックはベース3.9GHz、ターボ時最大4.1GHz、GPUクロックは866MHzとなっている。また、GPUについては、Windows 10に搭載される予定のDirectX 12への対応が謳われている。TDPは95Wで、CPUクロックについては、倍率が固定されていない「Black Edition」が謳われている。

 なお、製品パッケージやCPUクーラーは、下位のA10-7850Kから変更。パッケージはやや大きくなったほか、CPUクーラーについてはヒートパイプ付きのモデルに変更されている。

 Godavari対応マザーボードについては、MSIの「A88XM-E45 V2」などが発売済み。従来のSocket FM2+マザーについても、一部のモデルでは対応BIOSが公開されている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館BUY MORE秋葉原本店]