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BELDEN製のオーディオ向けLANケーブルがツクモで販売中

ノイズ混入につながるツイストの崩れを減少

 ツクモパソコン本店IIが米BELDENのオーディオ用LANケーブル「1874A」の取り扱いを開始、長さ30cm~5mの8モデルを販売中だ。店頭価格は税込1,900~5,600円。

 なお、若松通商などではすでに取り扱いが始まっている。

ノイズ混入(=低速化)につながるツイストの崩れを減らしたLANケーブル

 これらはBELDEN製ケーブルを採用したカテゴリー6準拠のLANケーブル。ネットワークオーディオ向けを謳う製品で、端子の製作などは国内メーカーのインターナショナルオーディオキャパシティーが行なっている。ショップ向けの資料によれば、対になる単線を同じジャケットで内包し、さらにLANケーブルの形状を平面型にすることで、ノイズ混入(=低速化)につながるツイストの崩れを減らしているという。実際に店頭にあるサンプルを触ってみたところ、かなり固くてしっかりしており、一般的なLANケーブルよりも曲がりにくいことが確認できた。

 また、インターナショナルオーディオキャパシティーのWebサイトでは、ベンチマーク結果が掲載されており、それによれば、「国産の高級カテゴリー7ケーブル」とのパフォーマンスの比較(各テスト50回の最高値)で、UDPパケット転送では国産品が214.610Mbpsに対してBELDEN製品が202.716Mbps、TCPパケット転送(9,999バイト)では国産品が795.500Mbpsに対してBELDEN製品が812.297Mbps、同(512バイト)では国産品が215.768Mbpsに対してBELDEN製品が219.957Mbpsだったという。UDPパケット転送では国産品のほうがやや速い結果になったが、同社によるとこの結果は「互角」だという。また、WebサイトにはBNRスピードテストのテスト結果も掲載されており、「体感的にはBELDEN製品の方が速い」という。

 このほか、パッケージでは「オンラインゲームに」「安定を要求されるネットワークに」などと、オーディオ以外の用途もアピールしている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]

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