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Iris Pro搭載の「Xeon E3-1285v4」が発売、Broadwell採用

 デスクトップPC向けに先行してBroadwell版のXeonが登場、LGA1150対応で4コア/8スレッドのXeon E3-1285v4が発売された。Iris Pro Graphicsも搭載する。店頭価格は税込76,380円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 LGA1150対応のBroadwellについては、デスクトップPC向けのCore i7/i5が18日(木)に発売される予定で、先週から予約の受け付けが行なわれていたが、それに先行してサーバー・ワークステーション向けのXeonが登場した形だ。

 発売されたのは、1-way対応のXeon E3-1200v4ファミリに属するE3-1285v4。ファミリでは最も高クロックのモデルで、クロックはベース3.5GHz、ターボ時最大3.8GHz。2チャンネルDDR3/DDR3L 1866(1.5V)や、PCIe 3.0(16レーン)のインターフェイスを搭載する。

 また、Intel HD Graphicsの上位GPUであるIntel Iris Pro Graphics P6300も搭載。最大1.8倍の3D性能を持つといい、仮想デスクトップやクラウドゲーミングなどで最高のワット当たりパフォーマンスを実現するほか、ビデオコンテンツの検索用インデックスの作成など、負荷の高いタスクにも対応するとしている。

 そのほかの主なスペックは、製造プロセス14nm、キャッシュ容量6MB、TDP 95W。

 なお、このほかにE3-1285Lv4(3.4GHz/ターボ時3.8GHz、TDP 65W)や、E3-1265Lv4(2.3GHz/ターボ時3.3GHz、TDP 35W)、下位GPUのIntel HD Graphics P5700を搭載したE3-1258Lv4(1.8GHz/ターボ時3.2GHz、TDP 47W)などがあり、ファミリでは全5モデルがラインナップされている。

 対応チップセットはIntel C220シリーズで、このほかに、ASRockのZ97/H97マザーボードでも対応が謳われている。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]