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高耐久なX99マザー「SABERTOOTH X99」が発売、ASUS製

Android端末でPCの電源操作や監視が可能、独自のCPUソケット搭載

 高耐久を謳うASUSのX99マザー「SABERTOOTH X99」が発売された。店頭価格は税込51,400円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

独自ポート「TUF Detective」を装備、Android端末を接続すればPCの電源操作などが可能に

 SABERTOOTH X99は、Intel X99チップセットを搭載したATXタイプのマザーボード。耐久性の高さが売りの「TUF」シリーズに属する製品で、高い放熱性を持つカバー「Thermal Armor」で基板表面が覆われている点や、裏面を保護するバックプレート「TUF Fortifier」を備える点などが特徴。

 また、I/Oパネル部には独自ポート「TUF Detective」が装備。コンパニオンアプリをインストールしたこのポートに接続することで、端末上でPCの電源操作やモニタリングなどが行なえる。

 なお、ポート形状はUSBと同様だが、マニュアルでは「データ転送や給電を行なうUSBポートではない」「故障の原因となるので通常のUSBデバイスは接続しない」などとされている。

 このほか、NVMeデバイスへの対応が謳われており、UEFIにはドライブ情報などを表示する項目「NVMe Configuration」が用意されている。ただし、2.5インチNVMeデバイスを接続するためのオプションキット「ASUS Hyper Kit」の店頭販売は未確認。

 CPUソケットは、LGA2011-v3互換のOC向け独自ソケット「OC Socket」が採用。スロット数はPCIe x16×3、PCIe x4×1、PCIe x1×1、DDR4 DIMM×8(最大64GB)。

 主な搭載機能・インターフェイスはGigabit Ethernet(2ポート、Intel I218-V+Realtek 8111GR)、6Gbps SATA、SATA Express、M.2、USB 3.1(ASMedia製コントローラー、標準A×2)、USB 3.0、8チャンネルサウンド。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]