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最安クラスのGeForce GTX 980 TiがInno3Dから登場
独自クーラー搭載のOCモデル、上位版も同時発売
(2015/7/4 21:05)
最安クラスのGTX 980 TiカードがInno3Dブランド(InnoVISION)から登場、「Geforce GTX 980Ti OC 6GB(N98TV-1SDN-N5HNX)」「iChill GF GTX 980Ti X3 Ultra(C98T3-1SDN-N5HNX)」の2モデルが発売された。
店頭価格は前者が税込98,000円前後、後者が税込102,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。いずれも国内代理店のアイティーシーによる製品で、同社による保証期間は前者が2年、後者が3年。
オリジナルクーラーを搭載したOC仕様のGeForce GTX 980 Tiカード
これらはGeForce GTX 980 Tiを搭載したオーバークロックタイプのビデオカード。いずれもオーバークロックタイプで、3基のファンによるオリジナルクーラーが搭載されている。後者はGPU・メモリの両方がOCされているのが魅力だ。
オリジナルクーラーを搭載するGTX 980 Tiカードの安値品としては、先月登場したMSIの「GTX 980Ti GAMING 6G」(税込10万6千円前後)などがあるが、今回のGeforce GTX 980Ti OC 6GBはそれより8,000円程度安い。iChill GF GTX 980Ti X3 Ultraも、GPUとメモリがOCされている製品としては最安クラスだ。
Geforce GTX 980Ti OC 6GBの主なスペックは、搭載メモリがGDDR5 6GB、GPUクロックがベース1,038MHz、ブースト1,127MHz、メモリデータレートが7,010MHz、カードサイズが長さ266×高さ111mm、厚さ2スロット分、最大消費電力が260W。
iChill GF GTX 980Ti X3 Ultraの主なスペックは、搭載メモリがGDDR5 6GB、GPUクロックがベース1,152MHz、ブースト1,241MHz、メモリデータレートが7,200MHz、カードサイズが長さ300×高さ111mm、厚さ3スロット分、最大消費電力が280W。
いずれも映像端子はDisplayPort 1.2×3、HDMI 2.0×1、DVI-I×1、外部電源端子は6ピン×1、8ピン×1。
[撮影協力:ツクモeX.パソコン館とパソコンショップ アークとツクモパソコン本店]