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「火と水で発電できるUSB充電器」が上海問屋から登場

 アウトドアや非常時でも役立つ「火と水で発電できるUSB充電器(DN-13064)」が上海問屋から発売された。カップに水を入れ、金属板を加熱すればUSB給電が可能という。店頭価格は税込12,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

カップに水を入れて金属板を加熱して発電、カップの根元にあるUSBケーブルで出力

 製品は、シリコン製の赤いカップと、羽根状の金属板、それらを支えるスタンドで構成。カップに水を入れ、金属板をキャンプ用バーナーなどで加熱すると、カップの根元に付いているUSBケーブル(標準Aメス端子)から電力が出力されるという。

 上海問屋によれば「金属板とシリコンカップとの温度差で発電する仕組み」とのこと。出力については「理論値5V/0.5A」とされている。

 USB端子には給電状態を示すLEDランプが装備。点滅時は準備中で、点灯すると充電可能になる。点滅時でも、接続する機器よっては充電できるという。また、使用中はカップの水が沸騰、蒸発していくので、水量が半分以下にならないように水を補給する必要がある。

 本体はスタンドなどを折り畳んでコンパクトにすることが可能。折り畳み時のサイズは幅5.7×高さ2.5×奥行き19.7cm。重量は約250g。カップ容量は150ml。

[撮影協力:ドスパラパーツ館]