ニュース

シリーズ最小、ThermalrightのCPUクーラー「Macho 90」が発売

140mmファン×2基搭載の「Macho X2」も同時発売

 ThermalrightのサイドフローCPUクーラー「Macho」シリーズの最小モデルが登場、「Macho 90」が発売された。店頭価格は税込5,400円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

厚さ25mmの92mmファンを搭載したサイドフロー型のCPUクーラー

 Macho 90は、キューブ状のアルミ製フィンの側面に、厚さ25mmの92mmファンを装備したサイドフロータイプのCPUクーラー。

 Machoシリーズでは最もコンパクトなモデルで、同社は「ハイパフォーマンスのMini-ITX・microATXシステム向けにデザインした」としている。本体サイズは高さ135×幅127×奥行き102mm、重量は552g。

 フィンには通気孔が設けられており、「フィンの間で発生した滞留気流がスムーズに流れるよう作用する」(国内代理店のディラック)という。また、中央部には「効率的な放熱と、ヒートシンク内のエアーフロー制御を行なう」(同)というエアーダクトがある。

 ファン回転数は800~2,000rpmで、ノイズレベルは21~27dB。対応CPUソケットはLGA775/1156/1366/1155/1150、Socket AM2/AM2+/AM3/AM3+/FM1/FM2/FM2。

 なお、データシートによれば、固定パーツを別途用意すればLGA2011/2011-v3マザーにも装着できるが、「このモデルは消費電力の高いLGA2011/2011-v3システム向けではない」とのこと。

140mmファンを2基搭載した大型モデル「Macho X2」も発売

 このほか、2基の140mmファンを装備した新たな大型モデル「Macho X2」が発売されている。ファン回転数が800rpmと低いため、静粛性が高いのが特徴。ノイズレベルは15dB。本体サイズは高さ162×幅155×奥行き150mm。重量は1,050g。店頭価格は税込8,100円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

[撮影協力:ツクモパソコン本店オリオスペック]