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ASUS「STRIX」のGTX 980 Tiが発売、3連ファンの「DirectCU III」搭載

基板は完全自動製造

 ASUSオリジナルデザインのGeForce GTX 980 Tiカード「STRIX-GTX980TI-DC3OC-6GD5-GAMING」が発売された。

 店頭価格は税込119,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

高冷却性をうたう新型クーラー「DirectCU III」を搭載、高品質がウリのハイエンドモデル

 STRIX-GTX980TI-DC3OC-6GD5-GAMINGは、ASUSオリジナルデザインのGeForce GTX 980 Tiビデオカード。同社のゲーミングモデル「STRIXシリーズ」に属する製品。

 クーラーは3連ファンの新型モデル「DirectCU III」を採用。10mm径のヒートパイプを採用するなど性能の強化が図られており、「冷却能力はリファレンスクーラー比で最大30%向上している」(ASUS)という。ファンは負荷が軽い際は停止するセミファンレス動作対応。なお、ユーティリティ上からセミファンレス動作をON/OFFを切り替えることもできる。

 動作クロックはコア1,190MHz(ブースト時1,291MHz)/メモリ7,200MHzのオーバークロック仕様。ユーティリティ上からさらにオーバークロックされた状態のコア1,216MHz(ブースト時1,317MHz)で動作するモードを選択することもできる。搭載メモリはGDDR5 6GB。

 基板は完全自動製造をうたう「AUTO-EXTREME Technology」で製造されており、加熱工程を1回に減らし基板の劣化を最小限に抑えたほか、耐久性も向上しているという。また、製造精度が飛躍的に高まったことによりオーバークロック性能などにも優れるとしている。

 基板に搭載されるパーツは同社の品質基準「Super Alloy Power II」に準拠するもので、搭載するコンデンサやコイルは独自のカスタム品。コンデンサは耐用年数を2.5倍に向上した高耐久品、チョークコイルは極限までコイル鳴きを抑えたものという。

 また、背面には基板のたわみなどによってGPUが破損することを防ぐ「STRIX GPU-Fortifier」を装着。金属製のバックプレートや強化フレームも搭載されており、基板全体のたわみを抑える構造になっている。

 付属するユーティリティは「GPU Tweak」の後継となる「GPU Tweak II」。OSのビジュアルエフェクト機能をOFFにしたり、不要なサービスの停止、メインメモリのデフラグなどを行う機能を追加。また、ゲーム配信ソフト「XSplit Gamecaster」の1年間Premiumライセンスが付属している。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]