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3画面出力に対応したDisplayPortハブが店頭販売中、実売2万円
1,920x1,200ドット/60Hz×3出力などに対応、4K出力も
(2015/8/21 11:30)
3画面出力に対応した米StarTech.comのDisplayPortハブ「MSTDP123DP」がツクモパソコン本店で販売中だ。リフレッシュレート30Hzでの4K出力をサポートしている。店頭価格は税込2万円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
3ポートのDisplayPortハブ、DisplayPort 1.2でサポートされたマルチストリームを利用
MSTDP123DPは3ポートのDisplayPort 1.2対応ハブ。DisplayPort 1.2でサポートされたマルチストリームでは、1つのコネクタで複数画面分の映像・音声信号が伝送でき、今回の製品のようなハブを接続して物理コネクタを増やすことで、マルチディスプレイ構成が可能になる。
MSTDP123DPの本体は、1基のDisplayPortオス端子と、3基のDisplayPortメス端子とを備えたシンプルな構造。3つの出力を1つの大きなデスクトップ画面にする拡張モードや、3出力とも同じ画面にするミラーモードなどで使用でき、モード選択や解像度などの設定はWindows上で行なう。
最高対応解像度は3,840×2,160ドット(リフレッシュレート30Hz)。リフレッシュレート60Hzでは、2,560×1,600ドットまで対応する。
ただし、3つの出力でDisplayPort 1.2の帯域(21.6Gbps)を共有するため、その帯域を超える設定(4Kでの3画面出力など)はサポートしないとされているので注意が必要だ。
Webサイトに掲載されているデータシートには解像度/リフレッシュレートの設定例が載っており、1,920x1,200ドット/60Hz×3出力や、3,840×2,160ドット/30Hz×2出力 + 1,920×1,080ドット/60Hz×1出力などの組み合わせをサポートするとされている。
なお、DisplayPort 1.1搭載PCに接続した場合はスプリッターとして機能し、自動的にミラーモードになるとのこと。
本体サイズは20×200×78mm。重量は95g。対応OSはWindows 10/8.1/8/7(32bit/64bit)。付属品は電源アダプタとマニュアル。
[撮影協力:ツクモパソコン本店]